Sagoole 運営誌

Sagoole.com の運営日誌

Sagoole のトップページを少し改修しました

Sagoole.com のトップページを少しだけ修正して Amazon の売れ筋が載るようにしました。

以前の記事でも書いたのですが、Amazon の API は非常に癖が強いので最後まで迷いましたが、一応まともに動いているみたいなので様子を見る形をとることにしました。

今考えているのは、さらにユーザーがピンポイントで欲しいものに辿り着けるための仕組み作りです。具体的には、やはりカテゴリ分けをしてページをある程度増やしていく必要があるのかなと思っています。

やはり、情報を提供しているサイトのジャンルが多岐に渡る以上は、カテゴリページを設けていくのが正しい道筋なのかなと思います。また、ユーザーの肩書きというか趣向に応じたページも作れたらと思っています。例えば、ギークや○○ラーなどの、趣向を表す言葉を使って面白い取り組み方がないかを模索しています。

アイデアをまずは形にしてみて、だめならすぐに改修する。

そういったスタンスがいいのかなと思います。

Yahoo 系の API 群

Sagoole.com では、楽天や Amazon はもちろんのこと、Yahoo 系の API も利用しています。

Yahoo 系の API は楽天系がそうであるように、かなりバラエティに富んだ API が用意されています。それだけに、使い方は開発する側がかなり精査する必要があるでしょう。

取得できる情報はかなり細かいので、その気になればそれ相応のものが作れます。特にショッピング系の API はかなり使い勝手がいいような気がします。逆にちょっと使いにくいと感じるのはランキング系の API で、そもそも価格情報が含まれていないレスポンスの意味がわかりません。

それでも、知恵袋の情報やニュースはもとより、天気予報やコンテンツマッチ系の API も揃っているという点では、さすが検索ポータル大手という感じがします。また、これは Yahoo に限ったことではないのかもしれませんが、その内部の実装などが開発ブログ経由である程度見えるようにされている点は好感が持てます。

なんにしても、問題はこういった API を提供する側のサイト全体に統一の規格が存在しないことのように思います。仕方のないことなのでしょうが、取得できる情報にいろいろと差があることで、開発側にはかなり柔軟なコードを書くことが強要されます。 

Amazon の API が持つやっかいな特徴

先日は楽天グループの提供する API について触れましたが、今回は Amazon の提供する API について。

正直に言うと、使いにくいの一言に尽きます。

というのも、仕様はかなり壮大なのですが、肝心の取得できる情報にかなり制約があります。そもそも、膨大な商品を抱える Amazon ですから、API が多少煩雑になってもそれは責めるべきではないのかもしれません。しかし、必要とする情報が取得できないとなると、利用する価値がどうしても低下してしまいます。

そもそも、今回は触れませんがリクエストを送る時点で実は結構大変だったりします。無事にリクエストを送れたとしても、価格などでソートすることが難しかったり、あるいは価格帯を絞ることさえできなかったりします。場合により商品の価格が取得できなかったりすることもありますし、ユーザーレビューの平均評価なども取得できない仕様です。

まぁこうして書いていくと悪いことばかりがズラズラと出てきてしまうのですが、そこはやはり天下の Amazon ですから、その商品力だけは無視できません。

Amazon で探して見つからないものは、そう簡単には見つからないでしょう。結局、無視するわけにもいかないし、かといって利用するには難点が多いしで、悩ましいところです。

楽天のWebAPI

Sagoole.com では、トップページのランキングを表示するという用途のほか、商品の検索などに楽天の WebAPI を叩いています。

近年急成長した楽天グループ。その名に恥じぬ豊富な API を提供しています。

すばらしいなぁと感じるのは、できる限り敷居を低くしようとする試みが見受けられる点で、テストフォームなどを用意してオンラインで簡単に API のテストができるようになっています。

指定できる引数も多く、またレスポンスとして取得できる情報も多いと言えます。まぁ難点があるとすれば、所詮は楽天なので、あまり収益に繋がらないという点でしょうか。とはいえ、これだけの商品力、これだけ強力な API を、活用しないというのは選択肢としてはありえません。

便利に、使わせていただいております。

サイト内コンテンツ

いかなるサイトであっても、それが仮に大手の検索ポータルサイトであったとしても、サイト内コンテンツは非常に重要だと考えています。

Sagoole.com はあくまでも検索ポータルとして利用されることを前提に運営・開発していますが、それでもサイト内に独自のコンテンツをできる限り充実させていきたいと思います。

サイト内コンテンツには、Sagoole.com を利用する上で有益な情報に限らず、あらゆるネットユーザーにとって価値ある情報を盛り込んでいく予定です。検索というひとつの手段から、無限に広がる可能性を常に模索していければと思います。

先だって、検索の上手な方法というコンテンツを書きました。

これからもサイト内コンテンツの充実と、ユーザー目線での利便性の追求をしていきたいと思います。